2015/11/08 13:09

四国・愛媛県 内子町( http://www.we-love-uchiko.jp/ )は、古くからの伝統的な町並みが残る山間の小さな町です。その町で「鈴木式輪ゴム鉄砲」は生まれました。

内子町には、さまざまな技術を受け継ぐ職人さんたちのグループ「内子手しごとの会」があり、伝統的なものを受け継ぎながら新たな商品開発で新しい可能性も生み出していこうと活動を続けています。そうした動きの中で、"子どもたちが木にふれる機会" の一つとして、木のおもちゃ作りを数年前から始め、「鈴木式輪ゴム鉄砲」はそのメンバーの一人、鈴木幸尋(すーさん木の工房)さんが、国産高級材ひのきを使って、一つひとつ手作りで作りあげています。



「鈴木式輪ゴム鉄砲」は、最初は一発ずつ輪ゴムを飛ばすシンプルな単発式のかたちでスタートしましたが、「もっと子どもたちを驚かせたい」という鈴木さんの "職人魂" に火がつき、"8個輪ゴムを装着して、一発ずつ8回発射する"「8連発ガバメントタイプ・ワルサータイプ」や、"20個かけた輪ゴムがわずか1.5秒でマシンガンのように一気に飛び出す"「20連発ロングタイプ・ウージータイプ」がその後、生み出されることになるのです。







今まで見たことも、触ったこともない "国産ヒノキ製、職人手作りの、連発式輪ゴム鉄砲" で遊ぶ子どもたちの興奮は大変なもので、地元のイベントに参加するといつも長蛇の列が続きます。

そんな、まちおこしを目的にスタートした、職人たちによる木のおもちゃづくりの中での「鈴木式輪ゴム鉄砲」には、こんな思いを込めています。


また、"鉄砲" というかたちをしたおもちゃだからこそ、遊ぶときに、"二つの鉄のおきて" も決めて、教えています。一つは、「人や動物には絶対に向けないこと」 もう一つは、「輪ゴムの片付けができない子には遊ばせない」の二つです。鉄砲という武器に似たかたちのおもちゃだからこそ子どもたちに教えることのできることもたくさんあると感じて地元での活動を続けています。

手作りのおもちゃ作りを通して、木にふれる機会をもっともっと増やしたい。そんな四国の小さな町の職人たちの思いを、皆さんに驚いていただける商品としてお届けできたらと思っています。

ーーー 内子手しごとの会
「鈴木式輪ゴム鉄砲」Facebookファンページ https://www.facebook.com/suzukishiki/